ヒペリカム ヒドコート 大輪金糸梅

Hypericum patulum'Hidcote'

梅雨に輝く金色の花 indexへもどる

2006年6月4日
神奈川県横浜市
横浜自然観察の森

2005年5月28日
東京都世田谷区

2005年5月
東京都世田谷区
冬姿
準備中
2005年2月
東京都世田谷区
分 類 低木 区 分 常緑広葉樹
科属 オトギリソウ科オトギリソウ属
別名と外国名 別名:ヒペリカムヒデコート、大輪金糸梅(タイリンキンシバイ)
自生地(原産地) 中国原産のキンシバイの品種
樹 高 0.5~1.2m
開花期と結実期 花:5~6月
特 性 陽地~半日陰地を好む/成長は早く繁殖力は強い/耐寒性はやや弱い/乾燥に強い
植栽域 北海道南部~沖縄
美 性 よく分枝し、さわやかな色の葉が密生して大株になるため、群植、列植、数株の寄植えのいづれでも使い易い。本種はキンシバイの品種であるが、キンシバイが横向きの枝に花をつけるのに対し、少し立ち上がる枝に大きな花をつけるので、華やかな印象を与える。
用 途 庭園樹、公園樹、花木、添景樹、根締め、法面緑化樹
管 理 ・ある程度のスペースがある場合は、ほとんど管理を必要としない。
・刈込みに耐える。コンパクトなサイズを維持するには、冬季(1~あ2月)に根元から数十cmで刈取る。その年の新梢に開花する。
類似種と品種 キンシバイの品種 類似種:ヒペリカム・カリシナムビヨウヤナギ
文 化 ・名のヒドコートは、英国式庭園ヒドコート・マナー・ガーデンの作庭家ローレンス・ジョンストンが中国から持ち帰り、自邸に植え、広めたことにちなむ。
識別ポイント

・ヒペリカムカリシナムが一茎に一つの花をつけるのに対し、数個の花をつける。花の大きさはヒペリカムカリシナムの方が大きい。
・葉は長さ5cm、幅2cmほどで全縁の長楕円形。十字対生。

メ モ ・キンシバイの品種はヒペリカムの総称で流通するが、本種は最も流通している。
・繁殖は挿木(初夏)、株分け。
・北関東より北の地域では冬季落葉する。
事例写真 境裁垣(東京都杉並区。2020/6/4)
備 考  
参考文献
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