イチョウ 公孫樹、銀杏 |
Ginkgo biloba L. |
シンボリックなジュラシックツリー | indexへもどる |
全景 | 花 | 葉 |
2005年11月27日 東京都調布市 |
2008年4月 東京都新宿区 雄花 |
2005年7月 東京都世田谷区 |
実 | 樹皮 | |
2005年10月20日 東京都世田谷区 |
2005年4月 東京都世田谷区 |
分 類 | 高木 |
区 分 | 落葉針葉樹 |
科属 | イチョウ科イチョウ属 | ||
別名と外国名 | 別名:ギンナン、チチノキ/英名:ginkgo;maidenhair tree/中国名:公孫樹、鴨脚子 |
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自生地(原産地) | 中国 | ||
樹 高 | 15~30m | ||
開花期と結実期 | 花:4~5月/実:9~10月 | ||
特 性 | 日照は陽樹/生長は極めて早い/乾燥に極めて強い/耐煙性は強い/移植容易(大径木移植も可能)/病虫害に強い/耐火性あり/萌芽力あり/耐風性は強い | ||
植栽域 | 北海道~九州 | ||
美 性 | まっすぐに幹が立ち、枝を剪定せずに伸ばすと長くて太い枝が斜上する。葉は長い葉柄をもち、扇形。特に秋の黄葉の美しさは高木の中では格別である。都市環境に対して強いため都市内の緑化に多用される。芯がまっすぐに立って伸びる樹形から、シンボルツリーや記念樹に適し、ビスタを強調する場での街路樹などにも多用される。広い場所に単木で植えると枝張りが大きくなり広円錐形の樹形になるが、街路樹では枝を切り詰め円錐形にしていることが多い。 | ||
用 途 | 公園樹、庭園樹、街路樹 | ||
管 理 | ・狭い場所では狭円錐型の人工樹形に仕立てることが多く、充実した枝を残した切返しによって樹形をつくり、枝先にコブを作らないように剪定する。 ・冬期剪定は隔年~2年置きに行う。 ・病害:赤衣病、べっこうたけ病、ペスタロチア病、すす斑病、胴枯れ病など。 ・虫害:チャノミガなど ・病虫害は少ない。 |
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類似種と品種 | ・オハツキイチョウ(果実が葉につくもの)、立性、斑入り葉などの園芸品種。 | ||
文 化 | ・名の由来は、葉の形をアヒルの足に見立てた中国語「鴨脚」の読みが訛ったものとされる。 |
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メ モ | ・雌雄異株。風媒花。 |
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事例写真 | ・巨樹名木:「善福寺のイチョウ」(東京都港区。国指定天然記念物。東京都最大の木。樹高20m、幹回り10.4m) |
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備 考 |
参考文献 |
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