コハウチワカエデ 小羽団扇楓

Acer sieboldianum Miquel

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全景
2014年9月26日
静岡県静岡市
コハウチワカエデの花 2022年5月1日
福岡県久留米市
コハウチワカエデの葉 2019年5月6日
横浜市港北区
樹皮
2022年11月5日
東京都国分寺市
2014年4月13日
横浜市
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 ムクロジ科カエデ属(旧カエデ科)
別名と外国名 別名:イタヤメイゲツ/英名:-
自生地(原産地) 本州、四国、九州
樹 高 10~15m
開花期と結実期 花:4~5月/実:6~9月/紅葉:10~11月
特 性 陰樹~半陰樹/耐寒性は強い/耐乾性は弱い/耐潮性はやや弱い/移植はやや容易/成長はやや遅い
植栽域 北海道南部~九州
美 性 樹冠が広がらず、すっきりとした樹形になりやすい。紅葉する木の中でも、特に紅葉(黄葉)が美しい樹。春の新葉も鮮やかなライムグリーン色で、四季を通じて鑑賞できる。葉の切れ込みが大きすぎず、比較的小ぶりなため、和洋を問わず利用される。
用 途 庭木、公園樹
管 理

・それほど剪定を必要としないが、剪定する場合は落葉直後~12月くらいが良い。

・病害:うどん粉病など。
・虫害:カミキリムシ類、アブラムシ類など。

類似種と品種 類似種:ハウチワカエデオオイタヤメイゲツ/園芸品種:その他のモミジ栽培品種図鑑はこちら
文 化 ・名の由来は、葉が天狗の羽団扇に見立てられたことから。
識別ポイント

・類似種にハウチワカエデがあり、本種の花は淡黄色であるのに対して、ハウチワカエデの花は紅紫色。また、葉っぱの大きさがハウチワカエデの半分ほどの大きさであるのが一般的。
オオイタヤメイゲツは葉柄と花序に毛がなく、葉がやや大き目。

メ モ ・雄花と両性花が混じる雌雄同株。
事例写真 紅葉(東京都国分寺市。2022/11/5)
備 考  
参考文献
「NHK趣味の園芸 カエデ・モミジ」川原田邦彦/NHK出版
「NHK趣味の園芸 モミジ」妻鹿加年雄/NHK出版
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