サンゴジュ 珊瑚樹

Viburnum Awabuki K. Koch

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全景
2009年9月13日
神奈川県横浜市
金沢動物園

2005年6月
東京都日野市

2005年6月
東京都日野市
樹皮

2009年9月13日
神奈川県横浜市

2007年8月
神奈川県川崎市
分 類
高木
区 分 常緑広葉樹
科属 レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属
別名と外国名 別名:キサンゴ、ヤブサンゴ、アワブキ/英名:Japanese Coral Tree、Sweet Viburnum
自生地(原産地) 関東南部以西~沖縄、朝鮮半島南部、中国、台湾/沿海地の谷筋
樹 高 およそ10m
開花期と結実期 花:6月/実:8~10月
特 性 日照は中庸~半陰地/耐乾性は強い/耐湿性は強い/耐潮性は強い/耐煙性は強い/耐風性は強い/病虫害は強い(葉の食害は多い)/生長は早い/萌芽力あり
植栽域 本州中南部~沖縄
美 性 対生した葉は厚みがあり、上面は光沢のある濃緑色を呈する。初夏に小さい白花を円錐花序につける。果実は葉の間にたわわに実り、楕円形の核果は初め紅色に色づき、次第に黒味のある珊瑚色となる。直幹で、樹形は円筒形。株立状も多い。
用 途 庭園樹、公園樹、防風林、生垣
管 理 ・剪定は4月もしくは花後すぐに行なうのが基本だが、実付きは悪くなる。

・病害:ペスタロチア病、スス病など。
・虫害:サンゴジュハムシ、カイガラムシ類、など。
類似種と品種 類似種:ゴモジュ、ゴマギ
文 化 ・名の由来は、赤熟した果実が珊瑚を連想させることから。
・防火樹として有名。材に水分が多く、燃やすと幹から水泡が出る。
・材は木目が細かく、ろくろ細工に利用される。
メ モ  
事例写真 花期の樹姿(茨城県ひたちなか市常陸海浜公園。2002年7月2日)
備 考  
参考文献

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