ヒマラヤスギ 印度杉 |
Cedrus Deodara |
最も端整な樹形を誇る針葉高木 | indexへもどる |
全景 | 花 | 葉 |
2021年9月19日 東京都港区 東京都庭園美術館 |
準備中 | 2005年5月 東京都調布市 神代植物公園 |
実 | 樹皮 | |
2006年7月 東京都新宿区 新宿御苑 球果(未熟) |
2005年5月 東京都調布市 神代植物公園 |
分 類 | 高木 | 区 分 | 常緑針葉樹 |
科属 | マツ科ヒマラヤスギ属 | ||
別名と外国名 | 別名:ヒマラヤシーダー、デオドラモミ、インドスギ/英名:Himarayan Ceder/中国名:雪杉 | ||
自生地(原産地) | ヒマラヤ北西部~アフガニスタン東部/高地の岩場 | ||
樹 高 | 20~30(50)m | ||
開花期と結実期 | 花:9~10月/実:翌夏 | ||
特 性 | 日照は陽樹/生長は早い/耐寒性は強い/耐暑性は強い/耐風性は弱い/耐煙性はやや強い/耐乾性は強い/萌芽力あり/繁殖は挿木、実生/耐雪性は強い/移植は容易 | ||
植栽域 | 北海道南部~九州 | ||
美 性 | 広円錐形の美しい樹形になる。雄大な風格ある樹姿から世界三大公園樹の1つに数えられている。下枝を除かずに枝先が地面につくほどに張らせるとバランスのとれた優美なよい姿になる。葉は束生しカラマツとよく似た針葉である。大木になる。 | ||
用 途 | 公園樹、庭園樹、街路樹、生垣 | ||
管 理 | ・浅根性であり、台風など強風時に倒伏の危険が大きい。 ・水はけのよい、痩せた土壌が適する。 ・虫害:マツカレハなど ・病虫害は非常に少ない。 |
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類似種と品種 | 類似種:アトラスシーダー(Cedrus atlantica)、レバノンシーダー(Cedrus libani)/品種:‘オーレア’ | ||
文 化 | ・明治12年(1879年)7月、アメリカ18代大統領グラント将軍が来日した際、芝公園増上寺門前に植えた記念植樹「グラント松」があり、日本に導入された最も古い樹のひとつとされる。(横浜市の山手公園が最古という説もある) ・世界三大庭園樹(コウヤマキ、ナンヨウスギ)のひとつ。 ・ヒンズー教の聖木。ヒマラヤスギの森は聖なる場所とされた。 ・自生地では建築や土木材として利用される。 ・球果の先端はシダーローズと呼ばれ、ドライフラワーの装飾に使われる。 ・パキスタンの国花。 ・花言葉:「たくましさ」「あなたのために生きる」など。 |
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メ モ | ・材は燃えやすいため、防火を目的とした植栽には不向き。 ・枝を水平に出し、全体的には広円錐形の樹形になる。 |
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事例写真 | ・群植(東京都北区旧古河庭園) |
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備 考 |
参考文献 「花と樹の図鑑」柏書房 |
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