クルメツツジ 久留米躑躅

Rhododendron × obtusum var. sakamotoi

バリエーションに富んだ花と品種名 indexへもどる
  
全景

2004年4月18日
東京都調布市神代植物公園

2004年4月18日
東京都調布市
'末摘花'

2004年7月
東京都調布市
冬姿
準備中 準備中
分 類
低木
区 分
常緑広葉樹
科属 ツツジ科ツツジ属
別名と外国名 別名:キリシマツツジ/英名:Kurume Azalea
自生地(原産地) 九州久留米地方で栽培された品種グループ
樹 高 2~3m
開花期と結実期 花:4月中旬~4月下旬
特 性 寒地では半落葉性/陽樹~中庸樹/生育は遅い/細根性/移植容易/萌芽力強い/剪定に耐える/弱酸性土壌を好む/耐寒性はヒラドツツジより強いが、根の過湿に弱い/耐暑性は強い
植栽域 北海道南部~九州
美 性 小さな花を枝先に多くつけ、一斉に咲くので、花の時期は全体が花色に染まる。丈夫で刈込に強いので、用途は広い。サツキと似ているが、葉が少し大きめで花期が異なる。
用 途 庭園樹/公園樹/盆栽、鉢植
管 理

・翌年も花を咲かせるには、剪定は花後すぐ~6月までに行なう。
・大きさを維持するには、毎年の刈込みが必要。当年枝で、葉を少し残した程度の強さで剪定するのが、基本。
・時には、混みすぎた枝を抜いたり、前年枝までの切戻しも良い。
・花がら摘みは、翌年の花つきをより良くするために行なう。
・忌地現象を起こしやすい。

・病害:褐斑病、花腐菌核病、もち病、ペスタロチア病など。
ツツジグンバイ、ベニモンアオリンガ、ハダニ類(フシダニ)、ゴマフボクトウ、ルリチュウレンジなど。

類似種と品種 近似種:キリシマツツジ
類似種:サツキツツジヒラドツツジ

ツツジ品種図鑑はこちら
ツツジ品種図鑑50音総索引はこちら
文 化 ・福岡県久留米市で江戸時代末期の天保年間(1830〜1844)に、久留米藩士坂本元蔵(サカモトモトゾウ)により、すでに園芸品種として栽培されていたキリシマツツジとヤマツツジの自然交雑種に加え、野生種サタツツジなどを主として交配、選抜された品種群が起源と考えられている。
・坂本元蔵は苔を土に混ぜて播種するという増殖方法を編みだし、品種改良を進めた。
・アーネスト・ヘンリー・ウィルソンは1918年久留米を訪問し、「最も美しい花を咲かせるツツジ」と賞賛し、50品種(「ウィルソン50」)を選んでアメリカに持ち込んだ。
・キリシマツツジはクルメツツジと江戸キリシマに大別され、同じように小ぶりな花をたくさん咲かせるが、江戸キリシマより花数が多く、花色も多彩で華やかな品種が多い。
メ モ ・900以上の品種があるとされる。
・繁殖は挿木。
備 考  
参考文献
「日本の園芸ツツジ」,ガーデンライフ,誠文堂新光社,1979
「久留米のつつじ」,久留米つつじ誌編集専門委員会,葦書房,1989
「よくわかる栽培12か月ツツジ、アザレア」,国重正昭,日本放送出版協会,2003
PAGE TOPへもどる
indexへもどる
HOMEへもどる