クレマチス

Clematis spp.

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全景

2018年5月27日 茨城県つくば市
つくば植物園

2018年5月27日
茨城県つくば市
つくば植物園
‘コロナ’

2018年5月27日
茨城県つくば市
つくば植物園
‘コロナ’
準備中
2018年5月27日
茨城県つくば市
つくば植物園
分 類
地被
区 分
つる性落葉低木
科属 キンポウゲ科センニンソウ属
別名と外国名 別名:- /英名:Leather flower、Vase vine
自生地(原産地) 園芸品種。野生種は主に北半球の温帯地域、ニュージーランドなど。
樹 高
開花期と結実期 花:4月中旬~10月(品種による)
特 性 日照は陽地~半陰地/耐寒性は普通/耐暑性は普通/移植困難
植栽域 北海道~沖縄
美 性 クレマチスはセンニンソウ属の蔓性多年草のうち、鑑賞価値の高い花をつけるものの総称。つるを伸ばしながら生長し、大きく華やかな花を咲かせる人気の高い園芸植物。花色・花形・草姿もバリエーションに富み、コレクションする楽しみもある。ポール仕立てや壁面緑化など、立体感のある花修景に利用される。単独もしくは他の植物とも植えられるが、とりわけバラとの相性が良く、ローズガーデンでは必須の植物になっている。
用 途 壁面緑化、コンテナ
管 理 ・つるの誘引は柔らかい間に適宜行なう。固くなると折れたりする。
・施肥は、化成肥料を生育期に与える。また冬季に有機肥料を寒肥として与える。
・水切れに弱く、生育期は乾燥したら適宜灌水する。
・剪定は特に四季咲き性の品種では樹勢の維持と二番花のために必要で、種類によって「新枝咲き」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」とそれぞれ咲き方が異なるため、適した時期と部位で行なう。入門者向けとされる「新枝咲き」では、初夏の花後剪定で強く切り戻す。
・根系は直下にまっすぐに伸びるため、移植を嫌い、バラなどから1m近く話して植えるとよい。

・虫害:アブラムシ類、ハダニ類、ネコブセンチュウなど
・病害:さび病、うどん粉病、白絹病など
類似種と品種 園芸品種:多数。原種系、ヴィチセラ系、ヴィオルナ系、インテグリフォリア系、テキセンシス系、モンタナ系、ラヌギノーサ系、ジャックマニー系、パテンス系、アーマンディ系などに大別される。
文 化 ・名の由来は、ギリシャ語のKlema(つる)から。
・約300種の野生種があるとされる。
・園芸種は19世紀のヨーロッパで改良されてきた。現在は3000種を超えると言われる。
・イングリッシュガーデンでは主役級に配置されている。
メ モ ・繁殖は挿木、接木。
・野生種は、日本にもハンショウヅルやセンニンソウなど、約30種が自生する。
事例写真 ・名所:クレマチスの丘(静岡県裾野市)
備 考  
参考文献
「よくわかる栽培12か月 クレマチス」杉本公造,NHK出版 など
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