ハナモモ 花桃

Prunus persica

桃源郷に咲くひな祭りの花 indexへもどる
全景

2014年3月23日 横浜市緑区
四季の森公園

2014年3月23日
横浜市緑区
四季の森公園

2014年11月3日
横浜市緑区
四季の森公園
樹皮
準備中
2013年3月24日 横浜市緑区
四季の森公園
分 類 高木 区 分 落葉広葉樹
科属 バラ科モモ属
別名と外国名 別名:-/英名:Hana peach
自生地(原産地) 中国
樹 高 3~8m
開花期と結実期 花:3~4月/実:10月
特 性 陽樹/移植容易/水はけの良い砂質壌土/耐寒性は強い/耐暑性は強い/耐潮性は弱い/成長は早い
植栽域 青森~沖縄
美 性 花を観賞するモモの品種の総称。品種により枝垂性、立性などがある。花色も豊富で、サクラ同様に春を彩る花木。
用 途 公園樹、庭園樹
管 理 ・剪定は花後すぐ、遅くとも3月中には行なう。花の咲いた枝の基部の2~3芽を残すようにする。また、落葉期には、品種の樹形に応じた姿に整える剪定をする。
・肥料過多は、花芽をつけにくくするので注意する。1~2月に寒肥として有機質肥料を与え、夏に油粕や化成肥料などを適量施す。

・病虫害が出やすく、定期的な農薬散布が望ましい。
・病害:ネコブセンチュウ病、白紋羽病、紫紋羽病、ナラタケ病、根頭がんしゅ病、縮葉病、灰星病、せんこう細菌病、胴枯病など
・虫害:モモヒメヨコバイコスカシバ、カイガラムシ類、アブラムシ類、ハモグリバ類など
類似種と品種 品種:'矢口''照手姫''菊桃''相模枝垂''源平枝垂''寒緋桃''黒皮'など
文 化

・モモは、日本には弥生時代に伝えられたとされ、遺跡から出土している。
・果樹として改良が本格化したのは江戸時代からで、現在の園芸品種の多くも江戸時代のものが多い。
・古来、中国では、モモには邪気、悪気を払う力があるとされる。モモが初めて文献上に登場する古事記には、鬼を退散させたとする記述がある。
・桃の節句の起源は平安時代からで、現代では飾り用として‘矢口’を始めとしたハナモモが栽培されている。
・岡山県の県花、宮城県名取市、茨城県古河市などの市の花に指定されている。
・寛仁親王妃信子のお印の木。

メ モ ・果実はできるが、小さく食用には不向き。
・繁殖は接木、挿木。
事例写真  
備 考  
参考文献

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